2011. 10. 10 鹿嶺高原
2011. 10. 10 鹿嶺高原
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
リュウノウギク 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
2011. 10. 10 鹿嶺高原
2011. 10. 10 鹿嶺高原
2010. 10. 17 高烏谷山
リュウノウギク キク科 野・山
野菊のなかでは花期が遅いもののひとつである。「リュウノウ」は「竜脳」である。竜脳は香料や防虫剤に使われる物質だが、リュウノウギクの葉をもんだときの香りがそれに似ているということからきた名である。
福島県・新潟県以西の本州、四国、宮崎県の山野の日当たりのよいところに生え、高さ40〜80cmになる。茎は細く、毛が密生している。葉は長さ4〜8cmの広卵形で、ふつう3つに中裂し、栽培される菊の葉に近い。葉の基部はくさび形に細くなって短い柄に続き、裏面は白っぽい。
10〜11月、茎の先に白い(まれに淡紅色を帯びる)舌状花と黄色い筒状花からなる直径2.5〜5cmの頭花を1つずつつける。