2011. 10. 10 鹿嶺高原
2011. 10. 10 鹿嶺高原
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
ズミ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
2011. 10. 10 鹿嶺高原
2010. 6. 14 伊那市長谷
ズミ バラ科 山
漢字で書くと酸実。別名をコリンゴ、コナシ、ミツバカイドウなどという。上高地の河童橋の上流の平地(キャンプ場になっているところ)を小梨平というが、この木がたくさん生えているからである。よく似たものにエゾノコリンゴがあって、長野県や東北の一部では混在するので見分けが難しく、おおざっぱにいっしょにしてズミといわれることも多い。
よく見ると、ズミの葉には3〜5裂するものが多いが、エゾノコリンゴの葉は裂けないので見分けることができる。また、花もエゾノコリンゴの花の方がふっくらしており、果実も大きい。
日当たりのよいところに生える落葉小高木〜落葉高木で、高さ10mほどになる。
5〜6月、短い枝の先に、直径2.5〜4cmの5弁の花を5〜7個ずつつける。この木がたくさん生えているところでは、なんとも美しい。蕾は淡紅色のものが多い。開くと花弁はふつう白色になるが、淡紅色を帯びるものもある。
10月ごろ、直径6〜10mmの果実が赤く熟す。食べられないことはないが、渋く、酸っぱい。なかに黄色く熟するものがあって、これをキミズミという。
2011. 10. 28 乗鞍高原
2011. 9. 8 伊那市高遠