ヤマボウシ3978
ヤマボウシ4750

⑥ 2005. 6. 14 北高尾

⑦ 2011. 9. 30 寒河江市

⑧ 2012. 5. 6 伊那市

② 2010. 5. 30 八王子市

③ 2012. 6. 15 伊那市

野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda

ヤマボウシ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます

① 2012. 6. 15 伊那市

⑤ 2005. 6. 14 北高尾

④ 2011. 6. 28 高烏谷山

ヤマボウシ ミズキ科 

 名は「山法師」。球形の花序を僧兵の頭に、周辺の白い総苞片を白い頭巾に見立てたという説があると、『樹に咲く花②』(山溪ハンディ図鑑)にある。別名をヤマグワという。山地の林内などに生える落葉小高木〜高木で、高さ5〜15mになる。近ごろは街路樹などに植えられることも多い。長さ4〜12cm、幅3〜7cmの広楕円形または広卵状楕円形の葉が対生する。

 5〜7月、20〜30個の花が球形に集まった花をつける。4個の白い花弁のように見えるものは総苞片で、長さ3〜6cmあり、先がとがる。まれに(街路樹にされているものでは、しばしば見かける)総苞片が淡紅色のものがあり、ベニヤマボウシとよばれる。

 10月ごろ、直径1〜1.5cmの集合果が朱赤色に熟する。ふわふわして、酸味もまったくないので私好みではないが、甘くて食べられる。また、果実酒などの材料にも使われる(このときは、レモンを加えるのを忘れないほうがいい)。

 よく似たものにハナミズキ(アメリカヤマボウシ)があるが、ハナミズキの総苞片の先は、写真⑧のようにへこむので、容易に見分けられる。

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