2011. 10. 28 乗鞍高原
2011. 4. 13 蓼科山
野の花 山の花 PHOTO GALLERY by K.Denda
シラカバ 小さな写真は、クリックすると拡大してごらんいただけます
2011. 10. 28 乗鞍高原(後方の山は乗鞍岳)
2011. 10. 28 乗鞍高原
果穂。熟すると垂れ下がる 2011. 6. 7 萱野高原
シラカバ カバノキ科 山
シラカンバともいう。文字どおり、白い樹皮をもったカンバである。おなじみの高原を代表する木である。
標高1,500mぐらいまでの山地の日当たりのよいところに生え、高さ20mほどになる落葉高木。
ダケカンバに似ているが、樹皮が白色であること、古い枝が褐色であることで見分けられる。白い樹皮は一度はがれると再生せず、その部分は黒くなる。葉は、長さ5〜8cmの三角状広卵形でダケカンバよりもやや横幅が広く、表面の光沢が少なく、基部がくさび形または切形であることもダケカンバとの相違点である。
パイオニア植物といって、山火事などで裸になった山に最初に生える木で、成長が早い一面、40〜50年で枯れることが多いとされる。しかし、右の乗鞍高原の写真に写っている左奥の木は、49年前に私が初めて見たときにはすでに相当な大きさになっていた木で、樹齢は80年を超えると思われる。